2016年12月16日金曜日

旅立ち

おはようございます。久々すぎる投稿で申し訳ありません。
FBをご覧いただいている方はご存知かと思いますが、日々の仕事とイベント出演に追われておりました。

ようやく落ち着きましたが、本日よりモンゴルへと旅立ちます。
最北部に暮らすトナカイ遊牧民の取材です。
彼の地はマイナス50度になるとも言われていますが、
今年はまだ暖かいので大丈夫かなぁ。といってもマイナス30度ぐらいはありますが。

月末30日には帰国しますが、次にいつブログを更新するのかはわかりませんので
みなさま本年もお世話になりました。
良き新年をお迎えください。

清水哲朗

2016年9月5日月曜日

さがみはら写真新人奨励賞受賞報告。

このたび、私の写真集『New Type』 が
「さがみはら写真新人奨励賞」をいただきましたことを報告いたします。

この写真集は、2012年にモンゴルで印刷・出版した写真集『CHANGE』の続編にあたり
「ないものはない」時代を経て、「当たり前に物がある」時代に変わったモンゴルの日常を追ったモノクロ作品です。

撮影にあたっては、被写体になっていただいた方々から
多くの友人知人に大変お世話になりました。

制作においては、出版社の日本カメラさん、
編集者の吉野千枝子さん、デザイナー三村漢さん、
東京印書館の敏腕プリンティングディレクター高栁昇さんをはじめとした皆様にご尽力いただき、構成から紙質、印刷クオリティまで悔いなく仕上げることができました。

また、出版後に記念トークショーを開催させていただいたり
素晴らしいカメラとレンズを開発いただき、毎回取材前後の清掃点検でいつも完璧な状態にしていただいているOLYMPUSの皆様にも心より御礼申し上げます。

もちろん、この写真集を購入いただき評価していただいた多くの方々、
賞に推挙していただいた方々、親愛なる家族の協力がなければ、
このような名誉ある賞をいただくことはできませんでした。

さがみはら写真賞へは、2011年から何度か推挙していただいていますが、そのたびに落選。
今回ようやく手に入れることができ、喜びもひとしおです。

1998年春に竹内敏信事務所を卒業してから大分経ちますが
未だに「 新人 」として扱っていただける写真業界の寛容さに
「初心忘るべからず」と胸に言い聞かせている次第です。

今年は本厄なので「活動は控えめ」にと思っておりましたが
金髪にしたり、クラウドファンディング写真集『北上川河口物語~未来へのメッセージ~』の制作出版をしたり、
個展「NINJA~モンゴルの金鉱山労働者たち~」を開催したり、
東京写真月間2016「アジアの写真家たち モンゴル」のサポート役を務めたりと
いつも以上に充実した年を送っております。

そこに今回の受賞の知らせが届き、言葉にならない喜びを感じております。

写真家としてはまだまだ未熟で、学ぶべきことやりたいことがたくさんありますが
今後もこれまでと変わらず応援していただければ幸いです。

来年はモンゴルへ行き始めて20年のメモリアルイヤー。
新作取材をするとともに現地で写真展を開催できるように努めます。


2016.9.5 清水哲朗

2016年7月30日土曜日

悶々とした日々。

秋だか冬に刊行するMOOKの原稿を抱えているので
毎日部屋にこもって書いています。

作品について書くならこの文章量もお手の物ですが
機能説明などを入れなければならないので
なかなか思うように進みません。

梅雨が明けたというのに
ほとんど外歩きしていない不健康体。
よくないわー。

8月上旬の石巻市北上町追分温泉泊の2泊3日は
よい息抜きになりそうです。

その日まで、もうひと頑張りすっかなー。


2016年7月13日水曜日

無事帰国。今回のトナカイ遊牧民取材総括。


3週間のモンゴル取材より無事に帰国しました!

12泊13日を新たなテーマ取材期間に費やし、
そのうちの8日間が移動日。

飛行機(片道683km)、車540km、バイク16km、
乗馬210kmとあの手この手で秘境まで。

馬にまたがり、草原から森に入り、川を越え、ガレ場の多い山をいくつも登り
雨に打たれ、雷におびえ、風の音に耳を澄まし、
小鳥たちのさえずりに夜明けや雨上がりを知り、虹に希望をもらい
雪解け水を飲み、薪を集め、火をおこし、
クマ肉を喰らい、野草をしゃぶり、トナカイのミルクの甘さを知り、
暑さに耐え、寒さにふるえ、変わり行く雲が動物の形にならないかと期待する旅でした。

次は来年の厳冬期に行きます!

2016年6月20日月曜日

本日よりモンゴル取材にでます

おはようございます。
昨夜少し降りましたが、今年は空梅雨ですね。

さて、本日6/20より7/10までモンゴル取材にでます。

今回はモンゴル最北部の村、ツァガーンノールの奥のタイガに暮らす
トゥワー民族(トナカイ遊牧民)の取材です。
彼の地へは2009年、2012年と行っていますが
どんな旅になるでしょうね。

期待しすぎず、いつも通りのペースで取材してきます。
では、行ってきます!

2016年5月24日火曜日

猫の手も。。。

借りたい忙しさかというと、そこまでではないのだけど
機種限定のMOOKを1冊抱えているので、ここしばらく毎日撮影に勤しんでおります。

ラフには普段撮らないジャンルも入っているので
その辺のノウハウをつかむまでに時間がかかったり、
撮影ポイントを探すまでに四苦八苦したり。

でもまぁ、スズメの涙ほどの原稿料
(取材費は出ず、写真いっぱいの掲載、原稿執筆もあり)でも
お金をいただきながらスキルアップできるのだから
いい機会なのかもしれません。

あとちょっとで、とりあえず全部揃いそうなので
もうひと頑張りっすかね。

掲載作例が揃ったら、一気に原稿書くよ。
作業時間的には執筆の方が全然早い気がする。

とりあえず、秋の販売予定らしいけれど
来月半ば過ぎからのモンゴル取材までに
できるところまで一気にやってしまおう。

2016年5月6日金曜日

人のために、仲間のために

前回のブログを書いてから2ヶ月以上たっての更新ですね。
CP+2016も、クラウドファンディングプロジェクト写真集『北上川河口物語〜未来へのメッセージ〜』も出版でき、個展(東京展、大阪展)も無事終わりと目一杯走り続けて、ホッとしている現在。熊本や大分での地震に胸を痛めつつも、日々の活動や今月末から順次始まるモンゴル写真家たちの東京での展示のサポート、今後の取材準備などをしたりしていました。収入に結びついてるものは少ない気もしますが、これまでや、そしてこれからお世話になる方々に対して何かできることはいいことかもしれません。日々の活動報告はFB中心になっていますが、やはり自分のブログが一番本音を書けるのかもしれません。次の更新は明日かもしれませんし、また数ヶ月後になるかもしれませんが、どうか期待しすぎず、寛容な目で見ていただければ幸いです。

高崎巡業にて、3横綱と関係者らの記念撮影役を仰せつかったときの記念の一枚です。

2016年2月22日月曜日

無事帰国。そして淡々と着々と


モンゴル取材より帰国して一週間。
原稿執筆に審査に打ち合わせに、CP+に個展の準備と追われております。
こうして途切れずに仕事をいただけるというのは
フリーランスの身にはありがたいことです。
体調管理をしつつ、日々の活動に精進したいと思います。

そういえば、今日は祖母の命日。いつも見守ってくれて感謝です。

2016年2月2日火曜日

個展前の悪あがき取材に行ってきます。

あれよあれよと2月に入ってしまいました。
忙しい、相変わらず忙しい日々です。

もう少しのんびりと仕事をしたいところですが
仕事以外にもいろんな案件に関わっていたりして、
ひとつずつクリアしていくだけで精一杯です。

まぁ、それがやがて形になる姿を見るとうれしいものですが。

さてさて、明日2月3日より2月15日までの2週間、
2016年最初のモンゴル取材にでかけます。

昨年末に写真集『New Type』を出版しましたが、
3月下旬から個展「NINJA〜モンゴルの金鉱山労働者たち〜」が始まるため
その最後の悪あがき取材する予定です。

今回もハイリスクですが、良い結果をお見せできるよう体を張ってきますね。

さっそく明後日より氷点下30度の山中で野宿しながらの取材です。

そのあとはツァガーンサルというモンゴルの旧正月なので
友人知人に挨拶まわりをしたら、残りは野生馬の撮影でもしようかと考えています。

そんなわけで帰国しましたらまた報告します。
では、行ってきます!

2016年1月3日日曜日

本年も何卒お願い申し上げます。



みなさま、新年あけましておめでとうございます。

旧年は写真家として国内外へ頻繁に取材にでかけられただけでなく、新刊写真集
『New Type』の出版、写真絵本世界のともだち『モンゴル』編の増刷、クラウド
ファンディング写真集プロジェクト『北上川河口物語〜未来へのメッセージ〜』
制作(本年3月出版予定)に関わり、体調面では人間ドックの数値が平常に戻る
など充実の1年でした。

本年は本厄を迎えましたが、2月にモンゴル取材、3月に
個展開催と例年通りに精力的に活動しようと思っております。
いつもお世話になりっぱなしで恐縮ですが、本年も何卒お願い申し上げます。

新刊写真集『New Type』は、
当webサイト、newsページbookページに詳細書きましたが
Contactページから署名入り写真集を注文できます。

当webサイトからの申し込みだと、1月6日より順次発送いたします。
(※写真集代金の他に、梱包料&送料の500円が別途かかります)

なお、署名不要、送料無料を希望される方は
出版社や書店、amazonさん等でご注文ください。
そちらは1月末ごろの入荷予定だそうです。